何して遊ぼう

妻と娘の3人家族、面白おかしく生活してます。家族みんなで登山するのが好きです。

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大したことないぼくが一人親方で楽しくできてる5つの理由

2020、6月
この度、節税のためもあって法人化、合同会社設立しました。お時間のあるときにぜひ見ていってください。

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どうもニコ(@makokankkoo)です!


ぼくは一人親方。どこにも属さない個人事業主です。元々は会社員で働いていましたが、今は特に縛りがないのでストレスは少なめ、楽しく生きれてます。

www.mako0625.net


一人親方とは、個人事業主でありながら、労働者を雇うことはせずに自分自身の体一つでお金を稼ぎだす、という働き方です。1人は良い、気が楽なのです。

稼ぎ出すシステムとしては、1日いくら(日当)となっています。だいたい相場は決まっていますが、8時間働こうが1時間働こうが基本的に日当は同じ。その日の自分の時間と腕(技術)を売っているわけです。時間外はもちろん別途請求するので拘束時間が長ければ長いほど残業代は稼げるし、1日に日中の仕事と夜の仕事がブッキングした時は2日分稼げるようになっています。うまくいけば3日分も可能。

建築でもぼくの仕事はテナント、内装がメイン。建築より単価は高いかもしれませんが、長いスパンでの仕事確保ができない。なのでスケジュールは1日単位で埋めていく、忙しい時は真っ黒な手帳も暇な時は真っ白と、なんとも波が激しい。安定を求めたい人にはオススメしません。

自分の体と時間を切り売りしているので、気は楽かもしれないけど、面白味は全くないのです。儲かるという概念はなくて、あくまで稼ぐという感じ。ぼくの感覚では日雇い労働者(バイト)の延長・・いや、変わらないと思っています。

業界は狭いですね。ほとんどの人(ぼくを含めて)は、いくらでも代えがきくので、やりがいとしては皆無。ある程度の技術、レベルに達することができれば食っていけると思っています。それは会社員であろうと、一人親方であろうと同じ。

仕事ができる、腕がいいからって、仕事が多いわけじゃありません。それはぼくが証明しました、今のところは。仕事ができる人=お金が稼げるという構図は、ぼくたち職人では成り立たないんです。

ぼくの腕は正直のところ、中の中で普通だと思っています。もちろん今の今まで腕を磨くことを怠けているわけではないことは言っておきます。そんなぼくでも、周りに言わせると「そんな感じでよくやっていけてるよな」「それで食えたら理想やな」って印象らしい。

自慢することは全くないのですが、なんでこうしないんだろうなぁ?って感じることがあるのでまとめてみました。

ちなみにガラス屋さんです

www.mako0625.net


目次

営業はしない

初めの頃はプライド的な要素が強かった気がしますが、今は違います。

やっぱり自分から売り込むのは、足元を見られがちです。

「自分は暇ですよ〜、仕事ができないから暇な人間ですよ〜」てアピールしてるのと同じ。扱いが悪くなる可能性と値段を叩かれる可能性がかなり高い。

まぁそれも腕が良ければそれも問題ないかもしれませんがね、あくまで向こう(得意先)が困っている時に声をかけてもらって、こっちが助けるという構図がベスト。

相手にとって2番目、3番目になる

これは得意先にとって1番目、専属になろうとしないってこと。

一人親方で自由にしたいはずなのに・・・どこかに入り込んで収入原を安定させたいっていう矛盾してる人が意外と多い。安定を求めるなら会社員やっとけ!って感じ。

相手(得意先)にとって1番目、お気に入りにならない方がいい理由。恋人に例えると、好きで付き合ってたのに、慣れると嫌なところが見えてきて、あぁこんな人だったんだ、ってお互いの粗が見えてくる。すると期待が不満に変わり、要望も増えます。これ、超めんどくさくないですか?
なんかこういう形をとっておいて、お互い文句を言ってる人が目立ちます。

距離感を保って気を使い、使われるぐらいが丁度いい。

同じところに使ってもらうメリットは収入の安定かもしれないけど、所詮ぼくたちは外注。困った時に真っ先に切られるのは必須。時間は取られ、ストレスはかかる、他の得意先に行こうものなら嫉妬される始末、メリットなんてないような気がするんですけどね。

なのでどこの会社にも入り込まず、得意先にとって2番目、3番目に声をかけてくれるであろう得意先を複数持つことが大事。

ぼくは必要以上に愛想良くもしないし、なんなら愛想の悪い部類に入ると思う。取り入ろうとしたこともありません。長く付き合う上で大事なのは距離感。

おかげでぼくの行動のすべてを把握している人はいません。休んだからって嫌味を言われることもありません。

小さい会社をないがしろにしない

ぼくはメインの得意先というものがないんですが、大半の人はそれがあります。

忙しくなる時はどこも同じなので、人の取り合いになります。そうなる時期は各々、自ずとメインのところに入り込むことになるのです。そういう時はもちろんどこも困っていますので、応援要請の電話がかかってきます。

「この忙しいのに行ってられるか、たまにしか電話してこないのに」っていう人もいてますし、こう考えるのも普通だと思います。

ぼくは逆に無理をしてでも、時間を作ってでも行くようにしています。ここで繋げておくことが閑散期で助かることが初めから分かっていたし、実際それで助かったことは何度かあり、乗り越えてこれました。

まぁみんなにそれをされるとライバルが増えて困るんですけどね。

たまにしか頼んでこないから行かないっていうのは勿体無い。困ってる時に行くからこそ自分の価値が上がるのにね。

頼みやすい人になる

最初に書いたんですけど、腕がいいから真っ先に仕事がもらえるわけじゃないんですね。ぼくの経験上呼ばれる順番としては

専属(もしくはいつも使ってる)の人⇨頼みやすい人⇨できる人⇨連絡の取れる人

仕事内容にもよりますが、これが当てはまると思います。ぼくは2番目の「頼みやすい人」に入ってると思います。

ぼくも人に仕事を依頼することがありますが、真っ先に電話するのは「頼みやすい人」です。

ぼくが思う「頼みやすい人」の定義は

  • 電話がつながりやすい
  • 返事が早い
  • 相手の時間を取らない

だと思っているので、自分でも意識しています。

たまにメールの返信、依頼結果の有無、が遅い人はやっぱり取りこぼしてるな、って感じるんですよね。そういう人に限って気づいていません。相手にも待っている時間があるんですけどね・・・

たまに「行けるのは行けんねんけど・・どうたらこうたら」って言われることがあったり、横で聞いたりします。行けるか行かれへんのかどっちやねん!って突っ込みたくなります。イエスノーをはっきりして相手に考えさせないようにしないといけません、面倒くさい人になっちゃう。もしくは相手がイエスノーで返せるようにしないと。

ダラダラ理由言われると、ぼくなら「じゃ、いいです」ってなりますね。

値打ちをこかない

たまに現場作業ががなくなる(トぶ)ことがあります。

ぼくたちは1日を売っているわけですから、こういう状況になった場合かなりの痛手になります。ですがこれも仕方ないのが現状です。

仕事依頼のやりとりとしては、「◯日空いてる?」という感じで1日を抑えられます。すると後できた依頼は自ずと断らなけらばなりません。

そんな時でも無情に仕事がなくなることがあります。よっぽど急か、悪質でない限りキャンセル料は取りません。これは各自違うと思いますが、簡単にキャンセル料は取れないのが現状でしょうか。

だからって依頼された時に

「その仕事、トべへん?確定?」

って聞く残念な人がいてます。

何年同じ業界にいてるんだって思う。頼む方からすれば超絶面倒くさい質問です。確定したことを前提で呼んでて、現場ごとだからある程度の事件やら何やら起きるんですよね。末端のぼくらがどうこうできることじゃないんです。そうなったら諦めろよって・・・

あぁ、この人の仕事トばしてしまって申し訳ないな、今度違う形で返そう。

って思われるような人間関係を作ったらいいと思うし、そうするべきだと思うんですよ。その時の仕事がなくなるのは辛いかもしれないけど、そこじゃない。嫌なら自分で仕事取ってこいよ、自分で仕事取れないからこうやって職人やってんでしょうが。
代わりがいくらでもいるこの仕事で「価値」なんて低いんだよ、その中で「価値」を見出そうと思ったら人間性ぐらいしかないじゃない。

少し熱くなってしまいましたが、値打ちをこく奴が個人的に嫌いって話です。

最後に

特に秀でた能力のないぼくが、一人親方でやっていけている理由を書いてみました。

がむしゃらにやっていて気づいたら、「あいつは忙しい奴だ」「頼んで空いてたら来てくれるよ」ってな雰囲気になっていたので、使ってもらえることが増えました。忙しいアピールをせずとも、相手が勝手に気をつかってくれるので予定も組みやすくなりましたしね。

おかげで縛りがなく、干渉もされないので、この仕事での理想の形にはなっているのです。

今の自由な時間を作るために体を酷使した時期もありましたが、すべては今の形を作るためだったと考えれば恩の字です。おかげで家族で楽しく過ごせているのです。

でもこの仕事も頭うち状態なので、次のステップへ進まないといけない時期なのかな、と痛感しています。

さぁ、どうしたもんか・・・

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