何して遊ぼう

妻と娘の3人家族、面白おかしく生活してます。家族みんなで登山するのが好きです。

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会社を辞めて7年経った。一人親方(個人事業主)で生きてきて意識していることをまとめてみる。安定はしてないけど楽しいよ

2020、6月
この度、節税のためもあって法人化、合同会社設立しました。お時間のあるときにぜひ見ていってください。

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どうも一人親方として働くニコ(@makokankkoo)です!


ぼくの簡単な経歴としては、周りに流されてなんとなーく大学に行って途中でやめてー、って感じなので就職活動というものはしたことはなくテキトーな人生を進んできました。仕事を始めたきっかけも何にも考えずに周りを頼ったものであって、自分の力ではありません。そんなこんなで誇りを持てるような生き方はしてきていないんだけど、よく出来た妻と、可愛い娘に囲まれて楽しく生きれてるのは運がいいなと感じる。実力はないけど運はあると思うんです(←根拠のない自信)


ぼくの仕事は建築現場での作業員。よく言えば職人と呼ばれるもので、「手に職をつけた」って感じかな。まっ、何年か経験すれば、だーれでもできる仕事で、特にプライドを持たないのがぼくのやり方。誰にでもできる、なんて言うと一部の人には怒られるかもしれない言い方なんだけど、実際にそうだし下手なプライドは収入に跳ね返ってくるのでいっそのことない方がいいと思っています


そんなだーれにでもできる仕事で、一人親方(個人事業主)として生きています。一人って気がラクよ、みんなさっさと会社なんてやめて独立すればいいのに・・・ってのは嘘で、何事も計画的にしましょう


最後の会社員を辞めて7年ほど経ちますが、ホントに早いもんです。一瞬です

2つの会社を経て、一人親方(個人事業主)になって気付けば7年、「安定な収入」とは皆無な人生になってしまいましたけど、会社員を辞めたことで安定とは引き換えにいろんなことが得られました

  • 仕事に対する気持ちが楽になった
  • 仕事での拘束時間が減り、家族との時間が圧倒的に増えた
  • 人付き合いの煩わしさがなくなった
  • 収入の安定が幸せに繋がることはないことに気づいた


なので、仕事に対してストレスはほとんど感じません。お金や将来の不安はありますが、これはどこに勤めていても、どれだけ稼いでいても消えないと思っています



最初の会社が潰れそうにならなかったら、今でも何も考えずにずっと会社員として雇われる生き方をしてるんだろなーって思います。潰れそうになったおかげで個人事業主として楽しく生活できているので結果オーライ。お金の不安はつきませんが、雇われていた時よりはるかに自由な時間を自分で作り出せるのは魅力です

やりたいことも独立する気もなく、収入の安定だけを求め会社員としての生き方しか考えなかったぼくですが、成り行きで一人でやってます。案外やっていけます、ってのが感想

一人で食っていくのに必要なスキル・人脈は会社を辞めてからの方が身についた気がします。人間必要だと思えば吸収しようとするもので、守ってくれるモノ(人・会社)が無いと自然とやれるもんなんですね

会社員の時はのほほーん、っとやっていたぼくですが個人で仕事を請け負うようになって色々考える機会が増えたので、人間として成長できる機会損失にならずに済んで良かったのかなー、と思っています


そこでぼくが会社を辞めて一人親方(個人事業主)で生きるために意識してやっていることを書いてみます

それではいきます!

一人親方とは

一人親方っていうのは、建設業などで労働者を雇用せずに自分自身と家族などだけで事業を行う事業主のことで、会社に雇用されず個人で仕事を請け負っていて、どことも雇用関係を結んでいないこと。フリーランスと似たようなもんでしょうか

個人事業主なので、確定申告はもちろん自分でしないといけないし、保険関係も全部自分でしないといけないのが面倒ですけどね

この仕事の特徴はとにかくローリスク、材料を扱わないのでマイナスになることはまずありません。その反面、自分の時間と腕を売ってお金に変えているだけなので、「儲かる」ということがないのでビジネスとしての面白みは一切ありません。たまに材料込みでの受け取りの仕事をしますが、こっちの方が効率はいいんですがリスクは倍増するんですね。受け取りの方がハラハラすることもあるけど、こっちの方が楽しい

基本自分の時間をお金に変えているだけです

うまく仕事をブッキングできて頑張れば一月に7桁イケたり・・・・でもちぬー

怪我すれば頑張りが無駄になるので、とにかく「安全第一」


ローリスクローリターンでっす・・・。

みんなが嫌がる仕事はラッキーだと思う

個人事業主ゆえ、嫌な仕事、嫌だと思う得意先からの仕事を断ることは容易です。あー無理です!って

が、ぼくは基本的にこれをしません

「いつでも断れる」ことを念頭に置いていることで、大抵のことは我慢できます。なのでむしろチャンスだと考えています。

突出したスキルがない自分が、他の人と差別化する意味でも、こういうことは是非とも進んでやっていくべきなんですよね。その他大勢になってしまってジリ貧になるのは目に見えてますから

それとみんなが嫌がる仕事をやると、謎の達成感があります。みんなが嫌がる仕事=自分も嫌、ってわけでもないのがポイント




忙しい時ほど小口を大事にする

まぁ、忙しくなるときは決まってどこも同じなので、もちろん人手に困るタイミングも同じになります

そこでぼくらみたいな作業員は取り合いになります

そうなるとたまにしか連絡がこない人から連絡が来ます。このとき大半の人は「たまにしか仕事を頼んでこねーのに、こんな忙しい時に行ってられるか!」となるのですが、ぼくにはこの感覚がありません。だって助けてくれたら嬉しいやん、困っているときはお互い様でしょう?

目先の利益と自分のことしか考えていない人が多いのは事実。だからこそ人のために動ける人は希少価値が高くつき、価値が上がるんです

こういう時に恩を売っておくことが先に繋がる・・・かどうかは別として、かもしれないことに時間と労力をつぎ込んでみた結果、意味はありました。実際に広く浅く、どこの会社に依存することなく生活できています。今の所は


恩を売るってのもなかなかしんどかったけどね・・。

一日で二日分稼ぐことで自由な時間を作る

ぼくの仕事においての活動時間は24時間の中で時間を選びません。というのも、朝から建築現場に行くこともあれば、閉店後の百貨店に夜な夜な仕事をしたりとか、ケースバイケース(忙しくなると寝る暇がなくなるので体力勝負)

ぼくの業種は建築業界において比較的、肉体的にラクなのしかり、時間の拘束が割りかし短いと言えます。基本的にその日のやることが終わると、日当が発生するので8時間働こうが、1時間で終わろうが同じだけの金額を請求します(残業代は別、時間帯や状況による)

8時間みっちり働くことの方が少ないのもあって、体力的に朝と夜を別で分けて働くことが可能で、これができた日は二日分稼げたと解釈しています

例えば朝と夜働く日が10日あれば、単純に20日分の日当を稼げることになるので生活に困ることなく(贅沢しなければ)20日という時間ができます

うまく段取りできれば1日に3件回れることもあるのです。これで三日働いたことにして二日休めるやーん、的な

ぼくの場合は毎日の仕事を埋めるより、こっちのやり方の方が好きです。陥りがちなのが、お金の不安から仕事で予定を埋めちゃうこと。これするとストレスかかるのでほどほどにしてます。仕事をもらえるのは嬉しいことだけど、体壊しちゃ元も子もないですから


自由な日はたくさんほしー。毎日の予定を仕事で埋めるのは社畜と変わらない。

好かれることより嫌われないこと

他人に好かれることは諸刃の剣です

相手の懐に飛び込み、仲良くなりすぎるとお互いの依存が高くなるゆえ、求められること、求めることも大きくなっていくのです。同時に小さな綻びが大きな不満に繋がってきます。これがヒジョーにめんどくさい、男女関係でも全く同じことが言えますね

好かれるともちろん好意的になるので仕事はやりやすくなりますし、優先的に仕事を回してくれるようになります。そうすると日銭で食っているぼくらからしたら、ありがたやー!てな感じで嬉しい扱いになるわけです。それで優先的に仕事を受けるようになるわけです

が、これが危険!

好かれるとはいっても所詮仕事(お金)だけで繋がった仲間、人間関係のもつれで突如仕事が回って来なくなったりします。それと相手先の経営が傾いたりすると真っ先に切られるのは、雇用関係を結んでいないぼくたち一人親方なんですよね。それで裏切られた!ってほざいているバカもいますけど、考えたら至極当然の話なんですよね

なので、ぼくがするのは得意先の優先順位はつけないこと、を意識しています。どこかを優先すると必然的に他の仕事を断ったりしなくてはなりません。せっかくの縁をみすみす切るなんて勿体なくない?って思ってしまうわけです

あくまで仕事の依頼が来た順番、これは守っています。目先の利益を追ってしまってあとあと困るのは自分なので

まっ、偉そうなこと言って、ぼくが人の懐に入り込むのが苦手だから気づいただけなんですが。人に気を使い、使われてるくらいが心地いいんですよ、家族じゃないんだし


人の距離感は大事よ。それがリスクヘッジ。

頼みやすい人を目指す

ぼくも会社員時代は現場を管理していて、現場管理・人の段取りをしていたことがあります

その時を振り返ってみたところ、声をかけてた優先順位があって、最初にコンタクトを取る人って

頼みやすい人なんですよね。(もちろん最低限の仕事はこなせる前提)

仕事ができるからって理由で、仕事を依頼していないんですよ、ってぼくだけ?

さっきも言ったんですが、「いつでも断れる」があるからこそぼくは基本的にイエスマンです。まっ、いわば都合のいいやつになっちゃた方が相手にとって頼みやすくなるでしょ、ってことです。ややこしいことを言う人ってメンドくさかったり、くどかったり。とにかく連絡してもらいやすい状況を作ることを意識しています

それとイエスノーの返事は早めにね、相手に考えさせたり判断させることを遅らせると、それこそメンドくさいやつになっちゃうので、気をつけてます!

最後に

長くなってしまいました、ここまで読んでくれて感謝感謝です。

一人でやっていけるなんて1mmも思わなかった人間でしたが、普通に生活できるレベルでいいなら案外難しくないんだなぁ、としみじみ感じます。儲けて贅沢しよう、なんて考えなければ雇われない生き方は可能なんですよね。ぼくは二度と雇われることはしたくありません

「一人でやっていて不安じゃないの?」なんてたまに聞かれることはあります。そんな時は、不安がゼロになるわけないやろーっ!って心の中で叫ぶのです。会社員を否定することは一切ありませんが、会社に入っているから安心・安定、みたいな人を見ると残念な気がしてなりません。給料がもらえるからってあぐらかいて、かなりの時間をムダにしている人が大半ですから

あっ、ちなみにここまでつらつら書いておきながら、一人親方はオススメしません。将来性がないんだよなー・・・については今後の課題

雇われる生き方や雇われない生き方がー、とか取りざたされていますが、個人的にはストレスは少なく楽しかったらいいやん!って思っています

まっ、それでも今は誰かに雇われる生き方はしたくないと思っているので、雇われる生き方から逃げるべし。わ〜い、逃げろーっ!

(って、なんか違う?!)

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