どうもニコです!
サブタイトル
世界をひとつにする魔法をみつけた、ちっぽけな僕たちの物語。
『僕が恋した少女は「好き」という言葉がない国で育った。けれど、少女は、僕の美しい音楽を知っていた』
以前この本【魔法のコンパス】を読んで以来、西野ファンになってしまいました。
http://niko.mako0625.net/entry/2016/09/22/080013
なので気になっていた【オルゴールワールド】を買ってみて読んでみました。
どれ、奇跡の話をしようじゃないか…。タモリの発案を、キングコング西野が、過去最高の純度でモノクローム絵本に。世界をひとつにする魔法を見つけた、ちっぽけな僕たちの物語。西野ワールドの到達点。
「ちょっくら奇跡に用がある」
という言葉をいつも決まって返事するカンパネラという名の爺。彼が昔に出会う【好き】ということを知らないが美しい音楽を知る女ヨナヨナ。
全く違う世界で生きる2人が出会い、そこから人間の世界が分かれてしまった事を考えさせられ【世界を繋げる魔法】を見つける、それを時間をかけてカンパネラがその魔法をかけるという物語。
壮大なお話と西野さんの細やかな画は見ていてとても引き込まれました!
魔法のコンパスよりタモリさんの話
戦争が無くならない理由はなんだと思う?
それはな、人間の中に『好き』と言う感情があるからだ。そんなものがあるから、好きな物を他人から奪ってしまう。また、好きな物を奪った奴を憎んでしまう。ホラ、自分の恋人をレイプした奴を『殺したい』と思うだろ?
でも、恋人のことを好きじゃなかったら、攻撃に転じることはない。残念だけど、人間の中に『好き』と言う感情がある以上、この連鎖は止められないんだよ。
『LOVE&PEACE』という言葉があるけど、LOVEさえなければ、PEACEなんだよ。その生き方は、かぎりなく動物や植物の世界に近いな。ただ、『好き』がない世界というのも、ツマラナイだろう? 難しい問題だよ、これは。どうしたもんかね?
人間って残酷すぎる〜!
って思わされた言葉でしたね。
この先も戦争はたぶんなくならないんだろうけど、この【オルゴールワールド】に書かれていて深いと思ったのが、争いをなくす方法じゃないのかもしれないけど、争いという概念を少しでも変えれるような力があるような絵本だと思うな。
小さい子供には難しいかなぁ、とは思うけど小学校低学年ぐらいならどうだろ。って感じですね、大人の方が楽しめるかもしれません、ただ理解できるようであれば是非子供にも読んでほしい絵本ですね!
この本も読んだんですけど、西野亮廣さんて本当に面白い人だなって思うようになりました。漫才が面白いとかそういうのじゃなくてですよ。僕は好きになりましたよ⭐︎
まだ読んでない絵本があるのでまた買って読んでみたいと思います!