どうもニコです!
2023.11.5
富山マラソンに夫婦で挑戦してきました!!
結果はギッリギリでしたww
6時間59分40秒(制限時間7時間)
とりあえずゴール、完走できてよかったぁ。。
ゴール直後のハイタッチは感動もんでした。ホントは二人で抱き合いたいところでしたが、さすがにちょっと恥ずかしかったからやめときました。
それにしても、ここまでくるのに色々ありましたなぁ。
妻が癌になった
去年の4月、妻が乳癌と診断されました。
手遅れなステージではなかったものの、早期発見でもないといった進行状況。本人は常に明るく振る舞っていたものの、ぼくとしては最悪のシナリオが頭をよぎる。
誰々がガンになったとかはよく聞く話だけど、まさか身内がなるとはね。って感じでした。
本人が一番辛かったのはもちろんなんだけど、我が家みんなのメンタルを支える妻が倒れたらどうなるのか?と不安でした。
朝から散歩するようになった
病気と向き合っていく妻のために夫婦でできることはないか?と思い二人で考えました。
とにかくメンタルが落ちないよう、免疫力が下がらないようにと、朝一番に散歩することにしました。
一人じゃなかなか続けられないよね、ってこともあってできる限り一緒に歩きました。仕事が忙しくて寝る暇がなかろうと。
そんなこんなで1年くらい毎朝のように歩く日々が続きました。
てか凄くない?凄いよね?!
散歩から目標がフルマラソンに?!
妻は抗がん剤の副作用やらで色々大変だったのに、闘病生活だと感じさせないくらい我が家の空気は常に明るかった。凄いっすな
そんなこんなで治療は進み、ガンの手術は無事に完了。
これからも定期的に病院には通わないといけないし再発のリスクはあるけれど、とりあえず一安心。
ガンになった副産物、って言うと語弊があるかもだけど、病気になったことで「何か挑戦しとかないともったいないな」と思ったらしいです。
それに加え、1年間散歩を継続できたってことで自己肯定感が増したらしく、フルマラソンに挑戦してみようって。
ど素人を走らせるようにするのってムズい?!
なかなか大変でしたよ。もう超〜大変!
なんせ今回の目的は、「妻をゴールさせること」ですから。自分だけ走り切るのとは、わけが違います。
ちなみにぼくも大会は初挑戦。一人では一度走ってみてます。
www.mako0625.net
今回深く深く思ったのは、考えが甘かったぁ!
初心者がここまで走れないとは、、思いもしませんでした。
ぼくは「ちょっと練習すればフルマラソン完走なんて、朝飯前っしょ」くらいに考えてました。
そもそも運動のキャリアが全然違いましたねー。
妻にできる限り練習に付き合い、走り方の基本を教えたり、ペースの確認しながら4ヶ月ほど過ごしました。
マラソン当日
結局、練習量が全然足りなーい。感じのまま、当日を迎えましたができる限りのことをするしかありません。
初のマラソン大会でしたが、なんかお祭りって雰囲気でした。
最初はパレード的な感じで最後尾からスタート。
沿道からは色んな方が応援してくれる。コレがなんか気持ちいい。
15kmくらいは割と順調だったんですが、そこからガクッと落ちてしまいます。思ってたよりヤバくなるの早いよー
足に違和感が、足が痛いとか、もうこうなったら調子あがることはないので、とにかく時間との戦い。
25kmを過ぎると、ズルズルとペースは落ち、どうやら制限時間が怪しくなってきました。妻本人にゴールする意思はあるか?と聞くと、ゴールしたい!と力強い返事が返ってきたので
とりあえず歩いてもいいから、早歩き!
足が動く限りは大丈夫!
死ぬ気でついてこい!
などなど言いながら、引っ張っていきました。
気の利いた言葉は思いつかず、結局精神論かよって感じですねw
沿道のみなさんに声かけてもらったり、たくさんランナーがいたからなんとかゴールまで辿りつくことができました。
お疲れっしたー!!
ゴール直後、妻に
「ありがとう、あなたがいなかったらゴールできなかった」
と、言われました。
さいごに
いやぁ、練習から本番まで長かったけど、とにかくとにかく
完走できてよかったー!!
レース中は足痛いとか、しんどいとか色々あったけど二人で乗り越えれたことにちょっぴり感動。
病気してなかったら夫婦でマラソンなんて絶対走ることなかったよね??笑
いい経験になりました。