どうもニコ(@makokankkoo)です!
28日にですね、娘がおてたま(お月様)が好きということで、本屋さんで月の写真が載せてある写真集を買いました。
www.mako0625.net
その本を買ったついでにと言ってはなんですが、タイトルだけが気になって一緒に買っていた本がありました。それがこちら
気が向いたら読んでみるか、ぐらいに思っていたのです。なんせ自分が生きてきて「落語を聴く」なんて考えたこともないものですから・・
昨日の夕方、机に向かい今年も終わりか・・なんて今年のことをなんとなく振り返っていたんです。そこで、買ったもののあの本あんまり興味ないんだよなぁ・・って思いながらなんとなく読み始めたところ落語の魅力がとてもわかりやすく書かれていて、どんどん興味が湧いてくるのです。
目次
- 成功者は聴いている!趣味は「落語」
- 成功者はなぜ「落語」を聴くのか?
- 「落語」でストレス解消!
- 「落語」を聴いて自己承認
- とりあえずYouTubeで見てみた
- とりあえず行ってみた
- 初めての落語
- 最後に
成功者は聴いている!趣味は「落語」
この本でたくさんの成功者と称される有名人が紹介されてます。その中でも実際に成功している人の多くが「落語」をよく聞いているとのことです。
雑誌「プレジデント」編集部が年収1000万円以上のビジネスマン679人に調査したところ、43・8%が「落語好き」と回答しています。
この本の著者である方が、試しに年収1000万未満に知人、20代〜60代の男女50人に「落語は好きですか?」と聞いてみたところ「好きでよく聴く」と答えたのは、たった4人とわずか8%。
最初この数字を見たぼくは、正直多いのか少ないのかもピンときませんでしたが、よくよく考えると自身の周りの人間のほとんどは年収1000万以下(ぼくも含めてですが)で、「落語」を聴いている人、好きな人に出会ったことがありません。そう考えれば8%でも高い気がしました。もちろん表立って好きだと公言してないだけで好きな人もいてたのでしょうが、生きてきて「落語」のらの字も聞いたことはありませんでした。
だから稼ぎが・・・w
成功者はなぜ「落語」を聴くのか?
落語を聴いていると「話し上手」と呼ばれるようになり、文章力や世渡り力がが自然と身につくんです。
何よりも楽しみながら学べることにつき、笑いながら自然と身につくわけなんだそうです。
落語家は話術によって物事を伝えるプロ中のプロです。そんな彼らから学べることは多くビジネススキルの一つとしてロジカルシンキングが身につくというのです。
落語には「起承転結」といった文章構成の基本とされる型にはまるものが多くあります。なので落語を聴いているとそうした型が身につき、自然と論理的な構成力が養われるというもの。それと結論から言って始まる「結論先行型」もあるようです。
皆さんもご存知かとは思いますが、自民党衆議院議員の小泉進次郎氏。
彼は演説のうまさに定評があります。
「落語は演説の勉強になります。『まくら』から始まって『オチ』で終わる。演説で言えば『つかみ』と『締め』でしょうか。この最初と最後がビシッと決まってないと演説してる側も落ち着きが悪いんです。だからか、落語家の皆さんの『まくら』と『オチ』には特に聞いてしまう癖があります。勉強になりますよ。」
と自身のブログで綴っていたんです。
説得力のある上手いと評判の演説は落語から学び、磨きあげたとも言えます。
「落語」でストレス解消!
笑うということがストレス発散になると聞いたことがある人も多いハズ、それも予期せぬ笑いよりも古典落語のように聴き手が「笑のツボ」や「オチ」がわかっている場合の方が脳を癒す効果が高いと言います。
明るく元気でいられることは成功する最低条件とも言えるでしょう。
「悩みは笑いで吹き飛ばせばいい」
byデール・カーネギー
確かに成功してる人のイメージって、いつも笑顔でバイタリティに満ち溢れているって感じですよね。
「落語」を聴いて自己承認
ぼくもそうですが、なかなか自己承認ってできないものです・・
ありのままの自分を肯定すること、それを促す力が落語にはあります。
というのも落語には、人間の性であるダメな部分にスポットを当てたりしていて、それを面白おかしく表現したりするのですが、そういう「人間って所詮そんなもの」と言った欲にまみれたダメな人間の欲の部分みたいなことも承認してあげること。それを笑い飛ばすところに落語の真髄がある。
わかりやすく例をあげてくれていて、「忠臣蔵」の赤穂浪士を例に挙げ
「討ち入りを果たした47士はヒーローで、講談や小説の主役になれる。しかし、その影には何百人も逃げちゃった奴がいた。その逃げた奴が落語ではヒーローになる」
と談志師匠が言っていたそうです。
とりあえずYouTubeで見てみた
上記書いたものは本のさわり部分をまとめたものです。
この時点で興味しか湧いてこなかったので、1/3程度しか読んでない状態でしたが、途中で本を読むのをやめ(今日続きを全部読みましたよ)昨日の夕方にYouTubeで落語を見てみることにしました。
とにかくなんのこっちゃわからなかったので調べたところ、桂枝雀さんの落語が面白いというので見てみることに。理由は松本人志さんや千原ジュニアさんらが凄いと評価していたのがきっかけです。
とにかく何がいいとかわからないので、適当に選ぶことにしました。
初めての落語は【壺算】
桂枝雀 Shijaku Katsura 壺算 落語 Rakugo
感想は
えっ、めっちゃおもろいやん!
25分ほどの映像でしたが、面白いのでパソコンの前でじっと見れました。落語ってジジ臭いイメージで見る気しなかったけど、楽しんで見れたことに感動でした。
内容もさることながら、とにかくオーバーリアクションでテンポも早く、飽きさせない動きはまさに、芸術だと思いました。
落語ってもっとゆっくり話して、聴かせるもんだと思ってた・・びっくりです。
とりあえず行ってみた
とにかく面白かったっていうことで、生で、ライブで聴きたくなりました。
明日落語観にいこ!
と思い立ち、昨日の夜に前売りチケットを携帯で購入、妻と二人で行くことにしました。未就学児は入れないとのことでしたのでどうしようかと・・1人でも行く気でしたがせっかくの初体験、妻と一緒に出かけることにしました。そこで娘を預けることは滅多にしませんが、この日だけぼくの母に半日だけ預かってもらうことにしました。
そこで今日の朝の部(前売り1500円、当日2000円)の演目を観に行くことになりました。
到着!
YouTubeで見た方、桂枝雀さんは今ではお亡くなりになられております。伝説的な人だったようなので、初めての落語に行くにあたって聞いたことない名前の人だったことは少し気にはなっていました・・
だから面白くなかったらどうしよ、いやでも生で観たらめっちゃ面白いかもしれへん・・とワクワクドキドキしながら入って行くことになりました。
初めての落語
4人の方のお噺を聴くことになりました。
- 笑福亭 笑利(しょうり)
- 桂 文五郎
- 桂 三弥(さんや)
- 桂 南天
と、落語に全く興味なかったぼくには聞いたことも見たこともなかった方たちでしたが、とにかく楽しく聴くことができて満足です。
ぼくが初めての落語を聴くことになります笑福亭笑利さんは、キャリアが3年と浅いにも関わらず面白くお噺されていて、初めての落語の感想としましては「3年でここまで面白く話せるんだ」というのが感想です。
もちろん他の方のも楽しく聴かせてもらい、1時間半ほどの時間はあっという間に経ち、終わることになりました。
まだまだ座って聴いていられるなぁ、なんて妻と言いながら余韻を楽しみながら会場を後にしました。
最後に
また行くことにします。他の人のも色々聴いてみたいし、もう興味津々!
敷居が高いというか、ぼくには全く関係ないと思っていた世界は、本当に魅力いっぱいでした。座布団1枚、人1人でいろんな人を演じ、話し、周りを引き込んでいける世界観の凄さに感動しました。あたかもそこにいるかのような気分にさせてくれるあたりは、プロなんだなぁと感じましたね。
個人的には映画館で映画観るよりじっとして集中して入られました。なぜか映画は最後まで集中できないんですよねぇ・・
・・・まぁ、それは置いといて。
とにかく落語ってもっともっと楽しませてくれそう!!
まさか昨日の今日で落語を聴きに行くとは思いもよりませんでした。
いつもこんな感じで妻はぼくに振り回されていますよ・・昔から。
あとこの本に書いてあるのは、他にビジネスで活用できそうな技術、落語から学ぶ生きる知恵だったり、落語家の裏側など色々書いてあります。オススメの噺家さんなんかも書いてくれていて、とても参考になるかもです。
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