どうもニコ(@makokankkoo)です!
かれこれ12年になりますか・・・ぼくが社会に出てから。
2つの会社での6年ほどのサラリーマン時代を経て、今では組織ではなく1人で動いています。いわゆる1人親方なんですが、人生においてぼくに決定的に欠けているものがありました。
人に教える(人の上に立つ)
ということです。サラリーマン時代はずっと下っ端だったのと、ぼくより下の人が会社に入ってこなかったことが原因です。
ぼくは仕事において「人に教えた(人の上に立つ)」ことがほぼありません。
気づけばもう33歳。
今では1匹狼的な(そんなかっこいいものじゃないけど)仕事のスタイルなんです。なので人を雇ったりすることはしていません、もちろん仕事を頼むこともありますが、そんな時はあくまで対等な人間関係であります。
1人が気楽なもんで、適当に生きてきたわけなんです。毎日飲んだくれて、飲み会があれば必ず参加して、特に自分のためになるようなことはせず・・そんな生活も定着していました。
ある日そんな生活も一変、娘の成長を間近で見ていたことから始まります。
目次
子供の成長がきっかけ
子供がこんなに成長してるのに・・ぼくは親として人として成長しなくていいんだろうか?
と去年に思うことがありました。
そこから自分が成長できるんではないかと思うものは片っ端からやりました。(未だ継続中)
子どもを育て、物事を教えていくぼくたち親が無知ではいけません。子どもが成長してると同じように成長し勉強しなくてはならないんですよ。
ぼくらが生きた少年時代、学生時代とは全く違う時代を生きて行くんですよ・・娘は。
娘と一緒に時代とともに成長しなくては・・・
教えることは学ぶこと
教えるって言ったって、ただインプットしてそれらをそのまま伝えるだけが教えることではありません。例えば
- 伝え方(話し方)
- タイミング
- 相手の性格
によって変えていけば、同じことを伝えるだけでかなりの違った数の選択肢が出てきます。これをベストな選択に近づけていく方法はやっぱり経験と勉強(学ぶ)しかないと思います。
それと人にものを教えるときにはいい加減なことは言えませんのでね。娘に何かを質問されてもサラッと答えれる、そんな父になりたいと思います。
教えるってまずは自分からしてみることから
今まで人に何かを教えてもらった時に1番不愉快なタイプの人ってどんな人ですか?
・・・そう!
口だけの人ね。
これは鉄板で、誰でも聞く気にならないと思うし、教えて欲しいってならないんですよね。実際そういう人って多いし、自分でもちょっと自信ない・・
例えば子どもに「夢を持つことはいいことだ」って教えても、肝心の親が夢も希望もない生活してて暗い家庭環境じゃまるで話にならない。
それと「早起きはいいことだ」って言ってて、親が朝からダラダラしてしんどそうな顔してちゃ、これも話にならない。
まずは自分がやってみることからを心掛ける。これはぼくが1番意識したいことなんですよね、父親としてこういう感覚は持っておきたいことなんです。
実際に成長してると思う
今まで漠然と生きて生きてきたので、自分でもびっくりするほどの成長ぶりに嬉しい半面、今まで何してたんだって思う。学ぶって大事だわ・・
外に出て楽しんで遊べるようになったのもかなりの成長ですね。娘に趣味や遊びの楽しみを教えるのに、まず親が楽しんでないと話にならないのでそういう意識改革もしました。
ぼくの元の性格は超めんどくさがり屋で口癖は「めんどくさい」でした。
あぁ成長したわ・・・
「この親にしてこの子あり」っていうのが今ではすごいわかる
とにかく色々考えるにあたって、参考までに他の子供連れの家庭を見ることが多くなりましたね。その中でもしっくりきたのが「この親にしてこの子あり」っていう言葉ですね。
意味としては立派な親だからこそ、優れた子が育つ。っていう意味でこれは反対の意味でも使われるんですね。
口が悪い親のその子どもの口は悪いし、上品な親のその子どもには品があるし、これは結構露骨に出てるケースが多い。
だからうちの家では圧倒的に悪口、陰口は減りました。言葉使いも10年前の自分が見たら引くくらいの感じで娘に優しく話しかけることがあります。
本来なら「◯◯やなぁ、よかったやん」って言うとこが
「◯◯だね、よかったね〜」に変わりました。
なんなら関西弁をやめてやろうかぐらいの勢い。関西弁って1つ間違えば汚ったない言葉になるんですよね、娘にはそうなってほしくない。
最後に
教えるたって実際のところ、なかなかうまくいきませんし、教えてることが娘のためになってるのか正直実感がわきません。でもそんな試行錯誤し悩んだ過程は、少なくともぼくの身にはなっています。
こうやって悩み、苦しみを繰り返して良い親子関係だったり、夫婦関係を築いていけるんだろうな。その中でも楽しく乗り越えていける方が良いですね。
相手(子ども)の事を考える習慣によって、少しずつですが物事を俯瞰に見られるようになってきていると思います。それらの日々の行動は自分を成長させてくれるってことなんですよね。
自分の事しか考えずにやってきたぼくにとっては、子どもの存在は大きな変化のきっかけとなりました。
子どもがいなければ、未だに何1つ成長していなかったことでしょう。
親としてまだまだ至らぬところばかりですが、なんとかいい背中を見せれるように頑張っていくとします。